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スタッフブログ

DAI3 BLOG

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【イベント終了】アップサイクルDIYを楽しもう!発想力豊かな作品が勢ぞろいしました!

2023-08-07
カテゴリ:イベント
先日、7月29日(土)に開催された「スタラス小諸・ファニチャーワークショップ」に第三木材も参加させていただきました!

今回はアップサイクルDIYということで、廃棄してしまう予定だった木材を子供用のおもちゃにしたり、杉板を使って子供用のイスを作るなど、木材の新しい使い方も学べるワークショップとなりました!

特におもちゃ作りは、たくさんのアイデアによって市販の製品とは違う個性豊かな作品が勢ぞろい!
ウッドチップを使ったドラゴンや、お花、岡本太郎の太陽の塔など、、、
発想力のあるものばかりでした。

杉板を活用した子供椅子つくりや、スツール制作はスタッフが一緒にお手伝いしました。
お父さんやお母さんも参加しての共闘作業♪

研磨機を使って細かい部分の角取りも丁寧に行いました。


杉の子供椅子作り
スツール制作
猛暑の中の作業となり、皆さん汗だくでしたが、無事完成しました!

皆さん暑い中、お疲れ様でした!!

【イベントのお知らせ】アップサイクルD I Y を楽しもう! ワークショップ開催のお知らせ

2023-07-24
カテゴリ:イベント
オススメ
【イベントのお知らせ】 
STARRACE KOMORO・FURNITURE WORK SHOP
スタラス小諸・ファニチャーワークショップ

2023年に完成した、ワイナリー兼レストラン、スタラス小諸にて今週末ワークショップが開催されます!!
木を使った椅子作りなど、身近なSDGs体験が出来るワークショップとなっています。
子供たちの夏休みの自由研究などにもおすすめです♪

当社では椅子の材料となる杉板を提供させていただきました。
杉の柔らかい香りに心癒されてはいかがでしょうか?

皆さまのご参加を心よろお待ちしております。

【イベント詳細】
アップサイクルチェアDIYを家族で楽しもう!!

~アップサイクルとは?~
本来であれば捨てられるはずだったものにデザインやアイデアを加え、新しい付加価値のある製品に生まれ変わらせること。

●日程:2023年7月29日(土) 10時~13時
●場所:長野県小諸市諸東房151-1STARRACE KOMORO(飯綱山公園内)
●持ち物:軍手(必要な方のみ)、飲み物など
●服装:動きやすい服装、帽子
※屋外での作業になりますので、日よけ対策や熱中症対策を各自でお願い致します。

①アップサイクルキッズチェアをつくろう!
10:00~13:00(180分) 参加料 3,000円(税込)

②みんなで使うアップサイクルスツール制作
10:00~13:00(180分) 参加料 無料

③木っ端で作るオリジナル玩具
①10:00~11:00(60分)/ ②11:00~12:00(60分) 参加料 1,000円(税込)

昼食をご希望の方は、お弁当(1,000円)のご用意もございます。
※イベント予約時のフォームよりお申し込み下さい。




関連サイト
▼facebook(リノべる)
▼PR TIMES
▼主催者コーポレートサイト(リノべる)




【お客様インタビュー】 心地よい暮らしを求めて、地産地消という選択。

2023-03-09
カテゴリ:加工・製品,弊社の仕事
【お客様インタビュー】 心地よい暮らしを求めて、地産地消という選択。
「信州から松の床・外壁」を実際に使われているお客様へ、感想をお聞きしました。

インタビューを受けてくださったのは、長野県下伊那郡阿智村にお住いの中島様。
中島様はナチュラルガーデンの施工を手掛ける「atelier tamuro(アトリエタムロ)」の代表であり、今春には新しく「タムロファームカフェ」をオープンされる予定です。
Q1. 家を建てるきっかけを教えてください。

A. 神奈川県から南信州に移住して10年間、借家住まいをしてきましたが、このままこの地に心地よく住み続けるために、家を新築することにしました。

Q2. こんな家にしたい、というイメージはありましたか?
A.  家自体は出来るだけコンパクトに作ろうという事と、長野県の木材を積極的に使おうと考えていました。

Q.  すごく素敵な空間ですね。
建物はコンパクトなのに広がりを感じます。設計で何か工夫されたことはありますか?

A.  1階部分の天井高は一般的な住宅のよりやや低めにしていますが、これによって吹抜けや2階の空間に面積以上の広がりを感じる事が出来ます。

Q.  設計から施工まで、中島さんの会社で建てられたのですか?

A.  はい。最初は設計監理までを自社でと考えていましたが、全ての工程に関わりたいと考えて、結局は全てを自社で行うことにしました。
そのお陰で、第三木材様を始め多くの職人さんや材料業者様と出会うことが出来ました。
Q3. から松のフローリングにしようと決めた理由を教えてください。
A.  裸足で触れた感じが温かな床にしたかったので、空気を多く含む針葉樹が良いと思っていました。
建物の柱や梁には信州産の杉を使いましたので、床や壁には同じく信州を代表する針葉樹である、から松を使いたいと考えました。

Q4. 弊社を知ったきっかけや、購入を決めた経緯を教えてください。
A.  信州産のから松フローリングを製造・販売している業者様を探している中で、御社のホームページを拝見し、早速問い合わせをさせて頂きました。
ウッドショックの影響もあって木材自体が手に入りにくい時期でしたが、予想以上の短期間で納品出来る事が分かり、購入を決めました。
Q5. フローリングの価格や、全体の費用は想像通りでしたか?
A. フローリングの価格は大体イメージ通りでした。建材や木材の価格が上昇しているため、以前と比べると全体的な建設コストが上がっております。
しかし、計画を進める中で極力無駄のない設計を心掛けた事もあり、コストの上昇は最小限に抑えられたと思います。
Q6. 実際にカラ松のフローリングを使ってみて、 良かったことを教えてください。
A.  以前生活していた住宅と比べると、とにかく足元が温かいです。床からの底冷えがないので冬でも暖かく感じます。
そのためか、暖房に掛かるコストも比較的抑えられていると思っています。 また、無垢材ならではの自然な雰囲気も気に入っています。時間の経過とともにフローリングの色合いが変化していくことも、今後の楽しみのひとつです。
Q7. 反対に良くなかった事、改良してほしいことを教えてください。
A.  フローリングの継ぎ目にゴミが入ってしまう事でしょうか。継ぎ目が細いので掃除機で掃除
しづらい事があります。また、フローリング自体が軟らかいので、物を落としてしまったりすると傷がつく事があります。
Q8. から松の外壁はいかがでしたか?
A.  無塗装品を購入して自然塗料で塗装しました。完成後、半年経過して色が落ち着いて馴染んだ事もあり、とても自然な風合いの外壁になり大変気に入っています。
Q9. 今春オープン予定の「タムロファームカフェ」 の魅力を教えてください。
A.  タムロファームカフェでは、信州産の美味しいお蕎麦が食べられます。またシフォンケーキやシナモンロールなどの自家製スイーツも販売します。おいしいエスプレッソコーヒーやカフェ
ラテを飲みながら、ゆったりとした時間を過ごして頂きたいです。
阿智村には美しい星空を始め、最高の泉質を誇る昼神温泉など、訪れて頂きたい場所がたくさんございますので、ぜひ一度、泊りがけでお越しください。お待ちしております。


「atelier tamuro(アトリエタムロ)」

「長野県阿智村公式ウェブサイト」

「信州からまつ」

その他お問合せ
(株)第三木材
Tel:0268-62-1202
Fax:0268-62-1204
Mail:info@dai3wood.co.jp

ウッドデッキDIY!木材のプロがおすすめするウッドデッキ材5選【後編】

2023-04-01
カテゴリ:日常,弊社の仕事
木材のプロがおすすめするウッドデッキ材5選【後編】

こちらの記事は「ウッドデッキDIY!木材のプロがおすすめするウッドデッキ材5選【後編】」です。前編を読んでいない方は、まずは前編からお読みください。

ウッドデッキに不向きな木材

1.SPF

SPF材とは「スプルース(Spruce、米トウヒ)、パイン(Pine、マツ類)、ファー(Fir、モミ類)」の三種類の木材の頭文字をとった常緑針葉樹の総称のことを指します。

安価で加工しやすくDIYには最も馴染みのある木材ですが、木質は密度が低く柔らかいため、シロアリなどの害虫の被害に遭いやすく腐食の進行も早いため耐久性に欠けます。

また、柔らかいが故にキズもつきやすく、ウッドデッキでの使用にはあまり適していません。反りや割れ曲がりなども生じやすいと言われています。

もしSPF材をウッドデッキ材として使うのであれば、適切な防腐処理が施されているものを使用しましょう。ご自身で防腐剤を表面に塗るだけではほとんど効果がありません

また、土台など地面に近く腐りやすい部分にはSPF材は極力避け、違う木材を使うなどの工夫が必要です。


2.唐松(カラマツ)

長野県や北海道に多い「カラマツ」。耐久性があり腐食しにくい木材ですが、ささくれが出来やすいというデメリットがあります。ウッドデッキの上を素足で歩きたい場合にはおすすめできませんが、靴で歩く場合は問題ありません。ささくれが気になる方は表面をやすりがけしたり、塗料を塗ることでささくれを軽減することが出来ます。

しっかりとした表面処理を施せばウッドデッキに向いているとも考えられるでしょう。

3.杉の白身(白太)

ウッドデッキ材として比較的安価な杉材。杉丸太の周辺部(辺材)を「白身(白太)」と呼びます。白身は若い細胞でできており、柔らかく加工がしやすいですが、腐食しやすいという特徴があります。

反対に中心部のことを「赤身」といいます。

屋外の同じ環境下で使用した場合、白身のほうが赤身の何十倍ものスピードで腐食します。

量販店などで杉材を購入する場合、大半は耐久性が劣る白太が含まれていて、赤身と白太が混在していることがほとんどです。杉をウッドデッキ材として使用する場合は、腐食に強い中心部の赤身を選び使用することをおすすめします。

白太を使用する場合は防腐防蟻注入加工が施されているものを使用しましょう。

ウッドデッキが長持ちする、メンテナンス

ウッドデッキはメンテナンスをすることで、長く良い状態を保ったまま使用することができます。日々のメンテナンス方法をご紹介します。



1.日々の清掃(ほこりや砂を払う)

ウッドデッキは屋外にあるので、どうしてもほこりや砂が付着します。そのままにしておくと木材が乾燥してしまい、ひび割れやささくれの原因に。家のお掃除と同じように定期的に掃除をして砂埃を払ってあげましょう。

特にハードウッド系の木材は耐久性に優れ、腐食の心配が少ないので、生えてきた苔や付着した汚れを、年に数回程度デッキブラシや高圧洗浄機などで洗浄したり、取れない汚れ・小傷・焦げあと・マジックの落書きなどは、サンドペーパーなどで落とす程度で大丈夫です。


2.ささくれやトゲを削る

ウッドデッキは経年劣化によって、表面にささくれやトゲができます。そのままにしてしまうと足に刺さったりして危ないので数年に一度は紙やすりやサンダーで削ってあげましょう。特にセランガンバツーなどはささくれが出来やすいので、注意が必要です

また、経年劣化により木材が反ったり割れたりして、釘やネジなどが浮いてくることがあります。そのまま放置することはとても危険ですので、見つけた場合はすぐに頭を金槌や木槌で打っておきましょう。


3.塗装する

木材は雨や紫外線によって劣化していきます。保護のために塗装をし直すことでウッドデッキは長持ちします。

特にソフトウッドならば理想は1年に一度の塗装、屋外用のオイルステインがおすすめです。メンテナンス(塗装)をしっかり行わないと、シロアリや雨水などで腐食してしまい、ウッドデッキの寿命がどんどん縮まってしまいます。塗装を行う際もしっかりと洗浄し下地処理を行ってから塗装しましょう。

ハードウッドはソフトウッドに比べ腐食に強いので、高圧洗浄機やブラシでの洗浄だけでも良いですが、木材が色褪せてきたりしますので、気になる方は塗装して色を補ってあげると見栄えが良くなるでしょう。

ウッドデッキの費用を抑える方法

ウッドショックや輸入材の高騰で木材価格は年々上がってきていますが、ひと工夫で費用を抑えることができます!

費用を抑える方法をいくつかご紹介します。

1.傷みにくい部分はソフトウッドを使う

ハードウッドは長持ちしますが、どうしても価格が高くなりがちです。予算が合わない!という場合はスノコ板など、地面に触れない部分にソフトウッドを使うことでコストを抑えることが出来ます。

ただし、先述した通りソフトウッドは定期的なメンテナンスが必要です。初期コストを抑えるならソフトウッドの使用がおすすめですが、メンテナンスにもそれなりのコストと手間がかかります。長い目で見るとハードウッドを使ったほうがトータルコストを安く抑えられる場合もあります。


2.近くで手に入る木材を使う

木材は重くて長いので配送料が高くなります。近隣のホームセンターや材木店で購入することで配送料を安くできたり、ご自身で運ぶことでコストを抑えることが出来ます。ホームセンターでは軽や2tトラックを購入者に無償で貸し出しているところがほとんどです。

また、現在は燃料費の高騰から輸入材の値段も上がっています。輸送コストの少ない国産材を利用することで費用が安くなる場合もあります。


3.すべてDIYする

最後に、もっともウッドデッキの価格を抑えられるのは、なんといっても「1からすべてDIYで作る」という方法です。

自宅にウッドデッキを作る際に1番かかる費用は施工費(人件費)です。また、施工会社を通して材料を取り寄せれば材料費も上がります。

DIYならそれらは一切かかりません。その分手間はかかりますが、1から手作りしたウッドデッキは完成したときの喜びも倍増です。

みなさんもこの記事を参考にウッドデッキのDIYにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ウッドデッキのDIY動画をご紹介!

1.『ウッドデッキ作り【DIY】初心者の方にお勧め!

Making a wood deck. Recommended for beginners.』

https://youtu.be/O_-Fx4tXRJA

− 初心者にも優しい動画です。まずはこの動画から見る事をおすすめします。



2.『【DIY】ズボラ工法でつくるウッドデッキ』

https://youtu.be/OGMsVGBmG04

− 設計図等の図面もなく行き当たりばったりでウッドデッキを作られている動画です。とても適当とは思えない完成度で、初めてウッドデッキを作る際の参考になります。



3.『【DIY】《前編》素人夫婦ウッドデッキ作り。腐りにくい木材『バツー』で施工。

『【DIY】《後編》素人夫婦ウッドデッキ作り。腐りにくい木材『バツー』で施工。
-DAI素人夫婦が老朽化したウッドデッキを解体し、新たに作り直した動画です。《前編》では解体から土台設置まで、《後編》では完成までの動画になっています。
まとめ
「ウッドデッキDIY!木材のプロがおすすめするウッドデッキ材5選」はいかがでしたか?

木材にも色々な用途や種類があることを知っていただけたかと思います。

これからウッドデッキをDIYしてみたい!という方は、ぜひ一度お近くの材木店までご相談ください。

ウッドデッキDIY!木材のプロがおすすめする ウッドデッキ材5選【前編】

2023-02-01
カテゴリ:日常
ウッドデッキDIY!初心者でもできるの?

自宅にいながら外の景色や自然の中での開放感を味わうことができるウッドデッキは憧れを持つ方も多く、人気を誇っています。



「庭にウッドデッキを作って遊ぶスペースにしたい!」

「ウッドデッキの上で家族そろってBBQをしたい!」

「夫婦で夜空を見ながらゆっくりお酒をのみたい。」


自宅でもキャンプやアウトドア気分を味わうことができるウッドデッキを設置したい、という方は多いのではないでしょうか。


コロナ禍によっておうち時間が増えた影響もあり、DIY人口が増加し、私たち材木店から見てもウッドデッキをDIYする方がとても増えてきたように感じます。


ただ「DIYでウッドデッキを作ってみたい。」と思うものの、どんな材料を使ったらいいのか、道具はどんなものを使ったらいいのか、など悩んで実行できないという方も実際は多いことと思います。


今回は私たち材木店としてのプロの視点から「ウッドデッキにおすすめの木材」をご紹介したいと思います。

木材を選ぶポイント

1.価格

ウッドデッキの木材を選ぶ時、価格は安い方が嬉しいですよね。とはいえあまり安い木材だと耐久性に欠けたり、ウッドデッキに不向きであったりする場合もあるので、程良い価格のものを選んでいくことが大切です。

ある程度の量をまとめて購入する場合は問屋から直接購入したり、近所で購入することで配送費用が節約できるのでオススメです!


2.加工性

木材には大きく分けると硬い木材(ハードウッド)と柔らかい木材(ソフトウッド)の2種類があります。

ハードウッドは強度が高く丈夫ですが、その硬さゆえに加工しにくいという特徴があります。デッキビスを打ち込むときも、一度穴をあけてからビスを打たなければいけないので、手間と時間がかかります。

ソフトウッドは柔らかく、初心者でも加工がしやすいです。ハードウッドと比べると腐食しやすいため、使用する場所によって木材の種類を変えたり、防腐処理加工をする必要があります。


3.耐久性

耐久性が高い木材は、腐食しにくく塗装の回数も少なくすむため、メンテナンスが楽です。ただしそういった木材は価格も高くなりがち。

土の近くなど、ジメジメしやすく湿気が多い場所には耐久性の高い木材を、それ以外の部分には価格が抑えた木材を使うなど、ひと工夫をすることで価格と耐久性を両立することが出来ます。

ウッドデッキの木材は大きく分けて2種類ある!

ウッドデッキの木材は大きく分けて「ハードウッド」と「ソフトウッド」の2種類に分類されます。


それぞれにメリット・デメリットがありますので特徴を詳しくご紹介します。

1.ハードウッド(広葉樹)

ハードウットとは広葉樹から作られた木材の総称でとても硬い木材のことを言います。主に東南アジア(インドネシアやマレーシア)からの輸入材がほとんどです。


雨の多い地域で育っているため、腐食に強く丈夫です。繊維が非常に細かく密で、破壊や切断・反りといった木の変形に強いという特徴があります。見た目以上に重く運ぶのが大変です。加工性には優れていません。価格はソフトウッドと比べると高価なものが多いです。

メリット

・硬く丈夫

・腐食しにくい

・木の変形に強い

デメリット

・重く持ち運びしずらい

・加工性に欠ける

・価格が高い

2.ソフトウッド(針葉樹)

ソフトウッドとは針葉樹から作られた木材の総称でハードウッドと比べると軽くて柔らかく、硬いものでたたくとへこみますが、加工がしやすいのがソフトウッドの特徴です。


身近なお店で入手しやすく、価格もリーズナブルなものが多いです。樹種によっては腐食しやすいものもありますが、定期的にメンテナンスをしたり、塗装をすることで腐食速度を抑えることができます。

メリット

・加工しやすい

・入手しやすい

・価格が安い

デメリット

・変形しやすい

・腐食しやすい

・メンテナンスが必要

ウッドデッキにおすすめの木材5種類

ハードウッド

1種類目 セランガンバツ

セランガンバツはマレーシアやインドネシアから輸入されることが多いハードウッドで別名イエローバラウ、バンキライとも呼ばれています。

ハードウッドの中では比較的価格が安く、加工もしやすいのが特徴です。

比重が大きく、見た目は目が詰まっていて重厚で節はほとんどありません。

表面に小さなささくれが出来ることがあるため、素足でデッキを歩く場合はやすりがけすることをおすすめします。

また油分が多く最初のころは塗料が染み込みにくい場合がありますが、1〜2年後くらいに塗装することで塗料が染み込みやすくなり、長持ちしやすくなります。

最近では近所のホームセンターで手に入れることが出来る場合もあります。

2種類目 ウリン

ウリンはインドネシア、マレーシア原産のクスノキ科のハードウッドで、“鉄の様に強い” ということから別名アイアンウッドとも呼ばれ、ボルネオ島では“生涯腐らない木”と言われています。

ウリンにはポリフェノールという防虫性に強い成分が含まれており、腐食に強い木材です。

また、曲がりや伸縮はほとんどなく、耐水性、耐久性は世界随一の木。まさに「最強」の木材といえます。

ただしこのポリフェノールは雨などで黒い樹液となって染み出すことがありますが、しばらくするとこの樹液も出なくなります。樹液なので人体に害はありませんが、施工して最初のころは汚れると困るものをデッキの上に置かない方が良いでしょう。

一般的な木材と比べると高価ですが、ハードウッドの中では安価な部類に入ります。近所のホームセンターでは手に入りにくく、材木店や通販などで購入することができます。

セランガンバツ
ウリン

ソフトウッド

3種類目 杉の赤身

国内で多く採れる杉は比較的安価で手に入りやすい木材です。

杉は中心部(芯材)を赤身、周辺部(辺材)を白身(白太とも言う)と呼びます。赤身は白身に比べると腐食に強く、ウッドデッキ材としても使われます。木肌は柔らかく重いものを乗せると傷がつきやすいですが、素足で歩くとほんのり温かく気持ちが良く、加工性にも優れています。

ハードウッドと比べると腐食の進行が速いので、防腐処理をしたり、屋外用の塗料を塗ることをおすすめしています。


4種類目 桧(ヒノキ)

お風呂や桶に使われることが多いヒノキ。

水場に使われるように腐食しにくいのが特徴です。ヒノキにはヒノキチオールという成分が含まれており、防虫や抗菌効果があります。独特な香りがあり、ヒノキ風呂に馴染みのある日本人にとっては心地よい香りだとして人気があります。国産材も多く、デッキ材の中では比較的安価で手に入ります。

ただし木曽檜など国産のブランドヒノキは価格が一気に高くなるので注意が必要です。

油分が多い木で塗料が染み込みにくいことがありますので、1〜2年後に塗装することで塗料が染み込みやすくなります。


5種類目 レッドウッド(赤松)

レッドウッドは輸入材(欧州赤松)と国産材(赤松)があり、どちらも比較的安価で手に入りやすい木材です。

節は多いですが強度が高く、比較的加工性にも優れています。また、レッドウッドにはシロアリなどの害虫や腐食に対する抵抗力があるタンニンという成分が多く含まれています。

レッドウッドは杉と同じように素足で歩くとほんのり温かく気持ちの良い木肌です。ホームセンターや材木店などで手に入れることが出来ます。


まだまだ、DIYを考えられている方にお伝えしたい木材に関する内容は続きます。
次回投稿を楽しみにお待ちください!
国産杉(赤身材)
国産ヒノキ
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