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SDGsってなんだろう?当社の取組みとあわせて、わかりやすく解説します!
2022-12-01
カテゴリ:材木業界,弊社の仕事
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SDGsってなんだろう?
皆さんもよく耳にする「SDGs」
聞いたことがあるけど、よくわからない」という人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はSDGsとは一体何なのか?企業や個人が出来るSDGsにはどんな事があるのか?当社で実践している取り組みと一緒にご紹介します。
よりSDGsを身近なものに感じてもらえたら嬉しいです!
SDGsとは?
SDGsは「Sustainnable Development Goals (サスティナブルデベロップメントゴールズ)」を省略した単語です。
日本では「持続可能な開発目標」とされ、地球の環境を考えながら、経済活動をしようという考えです。地球の資源が枯渇すると言われる現代で、今までとは異なる地球にやさしい経済活動を提唱しています。
SDGsは2015年の国連サミットでも採択されました。
当社で行っているSDGsの取り組み
私たちができる「SDGs」にはどのようなものがあるでしょうか。
具体的に当社で行なっているSDGsの取り組みをご紹介します。
社員さんの心のケア
3.すべての人に健康と福祉を
当社では社員の皆さんに定期的(月一回)な面談の機会を設けています。
仕事やプライベートでの悩みや不安なことなど、聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなりますよね。
また必要な場合は、解決策の提示や部署異動を行い、環境のリフレッシュ化を図ることもあります。心のケアを行い、健全な環境下での勤労機会を提供しています。
資格取得支援
4.質の高い教育をみんなに
資格取得の支援や研修を実施しています。
2020年からの新たな取り組みとして外国人技能実習生の受け入れを開始しました。コロナの入国規制により2年遅れてのスタートとなりましたが、大工技術を学ぶべく2人のベトナム人留学生が活躍しています。
より良い就労支援のサポートを行なっています。
ハラスメントの根絶
5.ジェンダー平等を実現しよう
セクハラやマタハラ、パワハラなどへの就業規則を整え直しました!産休に入った女性の社会復帰の支援などもこれから整備していく予定です。規則の認知向上を目指すとともに、男女ともにハラスメントがない会社を目指します。
SDGs17の目標とは?
ここでは、SDGsの目標を紹介します。目標の数は合計17個です。
1:貧困をなくそう
開発途上地域では10人に1人が国際貧困ライン未満で生活しています。
飢餓や栄養不良、サービスへのアクセスができない点などを問題視し、持続可能な雇用や平等の促進が目標です。
社会保障制度の充実や災害支援などを通じて、貧困対応を強化します。
2:飢餓をゼロに
空腹や飢餓に対処するために、農業システムや食料需給システムの改善を目指します。
現状は8億1,500万人が空腹を抱えているとされ、2050年までに20億人分の食料を確保しなければなりません。
その確保のために、農業への投資や生産システムを考え直します。
3:全ての人に健康と福祉を
保険制度の充実、衛生施設と衛生状態の改善、医療へのアクセス拡大などを通じて、すべての人々の健康を確保するのが目標です。
疾病や産婦死亡率を改善するために、分娩医療や調理に関する技術の改善を目指しています。
4:質の高い教育をみんなに
学校に通えていない子どもは世界で2億6,500万人に及びます。
その現状に対して、教育アクセスの改善や女児の就学率向上、教員や校舎の確保を目指すのが目標です。
教育機会の提供により、基本的な識字能力や算数能力の向上を目指します。
5:ジェンダー平等を実現しよう
女性への就労機会や教育・医療などの平等なアクセスを目標としています。
現状は女性を家庭内暴力から守る法律が49カ国しかなかったり、職場での男女平等が実現されていないケースが多々あったりと平等が実現していません。
6:安全な水とトイレを世界中に
経済情勢の良化やインフラの整備により、安全な水とトイレの供給を目指しています。
現状淡水資源へのアクセス縮小リスクを抱えている人が20億人を超え、2050年には4人に1人が水不足状態になる国で暮らすと見られています。
その改善のために、設備投資などに取り組んでいるのが現状です。
7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
エネルギーへの普遍的なアクセスによる雇用改善や経済活性化を目指しています。
30億人がクリーンな調理法を利用できず、10億人弱の人々が電力を利用できていません。再生可能エネルギーや投資の増額によって、エネルギーシステムの転換を目指します。
8:働きがいも経済成長も
環境を整備し、経済を刺激することで、人々の雇用機会捻出を目指します。
世界全体の失業率は5.7%となっており、仕事をしていても貧困に陥っているケースが少なくありません。
その現状に対して、金融サービスへのアクセスやインフラ整備で、経済成長を促します。
9:産業と技術革新の基盤をつくろう
ハイテクサービスや情報通信技術への投資によって、持続可能な開発を目指します。
製造業は経済開発に重要ですが、後発開発途上国では1人あたりの付加価値は100米ドルで、欧米の4,500米ドルを下回っているのが現状です。
技術革新によって、産業の基盤構築を目指します。
10:人や国の不平等をなくそう
世界は貧困脱出に向けて動いていますが、国同士の格差は現在もある状況です。
その格差解消に向け、開発途上国からの輸出品免税措置を広げ、優遇を続けるなどして不平等是正に動いています。
11:住み続けられるまちづくりを
都市住民の急速な拡大が問題となっています。
その問題に対して、都市計画の改善やサービス拡充によるインフラ提供を行なっています。雇用を創出し、貧困を軽減を目指しているのが現状です。
12:つくる責任つかう責任
環境にやさしい持続可能なインフラ整備、基本的なサービスの改善によって、すべての人々の生活の質改善を目指します。
資源の再利用や汚染を減らしつつ、生活の質を改善していくのが目標です。
13:気候変動に具体的な対策を
気候変動の脅威に対応すべく、クリーンで強力な経済成長を目指すのが目標です。
2016年11月にパリ協定が発効されるなど、地球の気温上昇に対する取り組みが進んでいます。
再生可能エネルギーの利用、CO2排出量削減を通じて、環境改善を図ります。
14:海の豊かさを守ろう
海洋の酸性化が生態系に悪い影響を与えています。
資金供給などによって、現状の改善を促し、生態系保護を目指しています。
また、気候変動に対しては海洋保護区の管理、海の酸性化を抑えるための規制導入が必要になってきます。
15:陸の豊かさも守ろう
毎年1,300万ヘクタールの森林が失われ、乾燥地の劣化が続いています。
また、それが原因で36億ヘクタールが砂漠化しています。
森林保護によって天然資源の管理を強化し、土地生産性を高める目標があります。
16:平和と公正をすべての人に
暴力や殺人などの脅威に取り組むため、司法へのアクセス提供を目指しています。過去10年間で改善が見られたものの、問題が解決していない地域もあります。このような現状に対応するためには、透明な規制の導入と政府予算の導入が必要です。
17:パートナーシップで目標を達成しよう
各国政府や民間セクター、市民社会のパートナーシップの活性化を目指しています。
持続可能なエネルギーやインフラの輸送、情報通信技術の導入による開発補強が目標です。国内の監督メカニズムや、立法府による監督機能の強化も必要になってきます。
ひとりでできる!SDGsの取り組み
じつは個人で出来る「SDGs」も沢山あります!
どのようなものがあるかをご紹介します。
節水、節電
シャワーの水をこまめに止めたり、普段使用しない家電の電源を切ったりすることで、節電や節水ができます。
食品ロスの防止
食材をきちんと使い切ったり、賞味期限が近い商品を買うことで、食品ロスを減らせます。また、大量買いしないことも食品ロスに繋がります。
ごみの分別
ゴミの分別をしっかりしたり、場合によってはリサイクルすることで、環境への悪影響を防げます。
まとめ
SDGsへの取り組みは企業はもちろん、私たち一人一人でもできることがたくさんあるということに気づいていただけたと思います。私達や私たちの子供たちが、これからもこの地球で安心して暮らせる未来を創るためにも、個人で、そして働く場所のみんなでSDGsを広めていけたら素敵ですね。
私達も「木」という自然を扱う企業として、この目標を持続的に達成できるように、今以上に地域全体で取り組んでいきたいと思います。