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【施工事例】子どもの居場所『ゆめぽけっと・とうみ』の木工事を実施

2024-05-15
カテゴリ:木工事
注目
先日、弊社では、東御市社会福祉協議会の新事業である、 子ども第三の居場所『ゆめぽけっと・とうみ』建設の木工事と資材調達を実施しました。 そして先月『ゆめぽけっと・とうみ』が完成、開所しました!
『ゆめぽけっと・とうみ』とは?
2024年4月に東御市に開所した、 子どもの第三の居場所となることを目指した施設です。 東御市からの要請を受けた東御市社会福祉協議会が「B&G財団の子どもの居場所づくり事業」として進めてきました。 『ゆめぽけっと・とうみ』は、家でも学校でもない第三の居場所として、一人ひとりの「生きる力を伸ばす」ことができるように、子どもの声に耳を傾けたり、納得できたりするタイミングを待ちながら、将来のライフステージを見沿えた支援を行う場所です。 施設の建設は、B&G財団と東御市の補助金を活用し、総合建設会社を通じて第三木材が木工事と資材を提供しました。B&G財団の同様の施設としては、長野県では6つ目、東御市では初めての施設となります。
『ゆめぽけっと・とうみ』開所の背景
施設完成後の現地視察の際に、 東御市社会福祉協議会の佐藤もも子さんが、取材に応じてくれました。 2018年頃から進められたこの活動は、東御市社会福祉協議会が、子どもたちと親の孤立という課題に取り組む中で、地域に必要な居場所づくりの重要性を感じたことや「まいさぽ東御」で様々な地域の相談を受ける中、子どもの居場所の必要性を実感したことから始まりました。
「それぞれの家庭ごと課題や悩みがあり、生活に困る子どもや親が不在がちの子ども、障害を少しだけ持つ子ども等、いろいろな施設の「間(はざま)」になりがちな子どもの受け入れ場所をつくりたいという想いを強く抱いています。 当時は手探りの中、ミマキ福祉会さんと協業しながらの活動でしたが、月1回だった企画が2022年夏には週1回へと拡大し、少しずつ活動を続けるなかで今回の施設建設へとつながりました」
また、『ゆめぽけっと・とうみ』の名前は、 旧社会福祉協議会のスタッフの発案を元に、小学生の投票で決まりました。
当施設では、遊びや勉強、食事などを提供し、小学校1年生から3年生を対象に、最大で17〜18名の利用者を受け入れます。常時3名のスタッフがシフトを組み、子どもたちのサポートに当たる予定です。 今回、弊社が木工事で使ったのは信州産のヒノキとスギで、 当施設が『温かみのある木の居場所』となることを願い、工事にあたりました。 地域の未来を担う子どもたちのもう一つの居場所となっていくだろう『ゆめぽけっと・とうみ』の建設工事、そして資材調達に携われたことを、同じ東御市に位置する弊社としても嬉しく思います! 信州産のヒノキとスギが香る、素敵な施設が完成しました。
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