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DAI3 BLOG

ウッドショックの影響

2021-05-06
カテゴリ:材木業界
注目
深刻化増す「ウッドショック」
ウッドショックによる輸入材の高騰が続いています。

住宅の梁に使われる木材が13年
ぶりに高騰、集成平角材も全国
的に16%も上がっているようです。

価格の高騰もそうですが、そもそも国内
の需要に供給が間に合っていないため、
各企業間での木材の取り合いが起こって
います。

主要な原因は3つ。
1つは、歴史的な低金利で米国の住宅市場
が活発になったこと。2つ目は中国が木材
を高値で買い付けていること。3つ目は上
記の2国が世界中のコンテナの確保に走っ
た結果、世界的なコンテナ不足に陥った
こと。

今後もこの木材高騰が続くことが予想され
ています。今回のウッドショックにより、
国産材の安定供給の仕組み構築に本気で取
り組む必要が出てきました。

弊社も輸入構造材を多く取り扱っており、
今回のウッドショックの影響を大きく受
けているというのが現状です。

集成平角や国産材へのシフトにより、木材
の確保に努めていますが、お客様にご迷惑
をお掛けいしていることも多々ございます
。それでもこうして材料を供給できている
のも皆様のご協力とご理解によってこそだ
と、深く感謝しております。


この状況がいつまで続くのか、先の「見えな
い不安もあります。。ですが。。。
「希望とは、物事がそうであるから持つもの
ではなく、物事がそうであるにも関わらず持
つ精神なのです。」
ドイツの作家、ミヒャエル・エンデの言葉で
す。今できる最善を尽くしていくことが明る
い未来につながると信じていたエンデらしい
言葉だと思います。

ネガティブ思考は頭の片隅に置いておきつつ、
この状況を乗り越えていけるよう行動してい
きたいものです。

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