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スタッフブログ

DAI3 BLOG

《木材のオーダー加工》思い出が詰まった丸太を形に。

2022-08-18
オススメ
今年の3月。
上田市にお住まいの方から、
ヒバの丸太をお預かりしました。 

亡くなられたお父様との思い出が詰まった木だそうで、やむを得ず伐採したものの、どうにかして「カタチ」として残したい、とご相談をいただきました。

わざわざ足を運んでいただいたのだし、
なんとしても素敵な「モノ」に変えたい!
ということで、色々な方のスキルをお借りして製作を開始!!
まずは丸太を木取り(製材機を使って適切なサイズでカット)します。

次に人工乾燥機で1週間ほど乾燥させた後、木が反ったりしないように重石を乗せながら2ヶ月ほど自然乾燥させます。
長い乾燥が終わったら、ようやくメインの製作。

今回は木工作家の「みさやまウッドワークス」さんにお願いして、木製の小引き出しを作っていただくこととなりました!

乾燥させた木板を工房へもっていき、節や割れがないかをチェックしてもらいます。節から割れが出来ることもあるため、棚や家具などの建具は節のある部分を避けて使います。

小引き出しは「指物(さしもの)」という釘(くぎ)を一切使わない方法で製作します。
手間と時間がかかる技法ですが、釘を使わないので錆びることなく永く使うことができます。

いまは製作途中ですが、来月には完成予定です。


株式会社第三木材
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